平成30年1月から、衝突などを未然に防ぐ「自動ブレーキ」を搭載した車は、保険料が9%安くなることとなりました。これは損害保険会社で作る、損害保険料率算出機構がこの新しい制度の導入を決めました。
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対物補償2000万円以上の必要性!ノー対人対物無制限
自動車保険においては、対人対物ともに無制限にするのが一般的な方法になっています。対人はともかくとして、対物も無制限にするべきなのか、ということは実に悩ましい問題であるといえるでしょう。 対物2000万 ...
自動ブレーキは、車や歩行者に衝突する危険をレーダーなどで検知して自動的にブレーキがかかる機能です。
この背景には保険料を下げて、自動ブレーキ搭載車の普及を促すという狙いもあるようです。また、実際に自動ブレーキ搭載車では事故の件数が少なくなったという結果もあるそうです。そうなると、不公平感が生じるのでこのような措置をすることとなったのでしょう。
自動車の保険料はここ数年上昇が続いていました。なぜなら、事故が増えていたからです。高齢者のドライバーが増えたことが原因の一つとも言われています。また、自動車の修理費用が高くなっているという理由もあるそうです。
今後も、事故が少なくなるような新しい技術を搭載した車が登場した時には、同じように保険料が安くなることがあるかもしれません。事故が少なくなると、その結果保険料もさらに安くなることになります。安全な技術の普及がますますひろがっていくと良いですね。
しかしあまり技術だけに過信しないよう、安全運転を心掛けたいと思います。