高齢化社会になって久しい現在、毎日車を運転している高齢者のドライバーを見かける事も随分と増えました。しかし、高速道路の逆走やアクセルとブレーキの踏み間違いなど高齢ドライバーによる事故のニュースも後を絶ちません。
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自動車保険18歳と70歳以上の違い
18歳の自動車保険 18歳は運転免許を取得したばかりなので車の運転に慣れていません。車の運転に慣れていないという理由で事故を起こしてしまう確率も高いと判断されて自動車保険の保険料も他の年代に比べて高く ...
最近まで30歳と同じだった80歳の保険料
買い物や病院など生活の足として欠かす事のできない自動車ですが、2015年10月に行われた自動車保険料の値上げでは70歳以上の高齢者ドライバーに対する負担が軒並み20%以上も増えました。
ひと昔前までは「30歳以上」としてひとくくりにされていましたが、自動車保険には年齢制限の上限もなく、近年の高齢ドライバーの事故増加に対応する形で年齢の区分が細分化され、事故率の高い高齢ドライバーの保険料が引き上げられたのです。
免許証の返納を促すために保険料もアップ
それに加えて若年層の車離れも自動車保険料の収入減に大きな影響を及ぼしている事から全体的に見ても自動車保険料はアップしています。いくら健康で今までに事故を起こした事がなくても80歳を迎える頃には視野も狭まり、認知機能や反射神経も衰えて若い頃とは同じように運転できなくなります。
自動車保険の値上げや保険の更新時は免許を返納するきっかけにもなります。事故を起こしてしまう前に運転をやめるのもひとつの正しい決断となるでしょう。